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願わくば大新聞も

ときの政権が右という場合でも、なびかないで欲しいと

ローカル鉄道の取り組み

  地方の人口減少と高齢化により、生活の足の確保が難し
 い。交通政策の大きな課題にするという政府の方針が報道
 されている。


  ところで、民間の鉄道業においては、単なる運輸業と捉えない
 という認識が一般的。

  「鉄道は単なる輸送手段だとは思えないのです。たとえ
  ば、鉄道の駅とは町の顔です。鉄道の駅には人々が
  集まり、町の中心が形づくられてきたからです。

  また、鉄道は町から町へと、定期的に、安全に、確実に
  人を運びます。人の往来が生まれるわけですが、いって

  みれば、人の出入りとは町と町とのコミュニケーション
  ではないでしょうか。

    (深谷 研二 江ノ島電鉄株式会社前社長
               東洋経済 2015年07月10日)


  鉄道は住民の足というにとどまらず、地域の景観、環境、
 文化を代表するシンボルとしての要件を備えている。

 輸送手段以外に観光資源、人の集まる交流拠点など社会的な
 有効性を認める意見です。


  鹿児島県肥薩おれんじ鉄道・阿久根駅で、図書館や飲食
 施設を備えた駅舎を整備したという報道がありました。

 にぎわいづくりの拠点にしようする話ですが、福井県では駅舎に
 レトロカフェで交流拠点を目指している。

 

       えちぜん鉄道駅舎にレトロカフェ
       福井県勝山駅、28日オープン
        福井新聞 2014年6月26日

  えちぜん鉄道勝山駅舎内に28日オープンするカフェ
 「えち鉄カフェ勝山駅」が25日、報道機関などに披露され
 た。

 大正時代のレトロな雰囲気の中で本格的なコーヒーが堪能
 できる。

  えち鉄が、観光客や市民がコーヒーを飲みながら交流でき
 る拠点を目指し整備した。駅舎は昨年、開業した大正時代の
 姿に改修され、カフェも当時の雰囲気たっぷり。

  えちぜん鉄道は、親切な女性アテンダントの活躍で人気が高い。  きっぷの販売、乗降客のサポート、観光案内など何役をもこなす  と話題になっている。   また、この鉄道ではサイクルトレインの運行、パーク・アンド  ・ライド駐車場の整備などもすすめている。
  岐阜県では、沿線住民の積極的な取り組みもあります。  存続の問題で話題になる樽見鉄道では、駅前ににぎわいを戻そうと  いう動きが紹介されている。

 

         樽見駅の活気もう一度
         駅前で20年ぶりに朝市復活
         岐阜新聞 2015年05月19日

  さばずしなど地元有志販売

  本巣市根尾樽見の樽見鉄道樽見駅の前で、地元の住民ら
 が朝市を3月から月1度開いている。住民は「少しでも駅前
 ににぎわいが生まれ、地元の特産が知られるとうれしい」と
 話す。

  朝市実行委員会の代表を務めるのは、根尾地区で建設
 会社を経営する黒田英嗣さん。3年前から、春と秋の年2回、
 駅前でさばずしを販売している。

  ある時、市の職員から20年ほど前に駅前で朝市が開かれ
 ていたことを聞き、「とりあえず、有志が集まってやって
 みよう」

 と朝市開催を決めた。名前は地元の国天然記念物淡墨桜
 から「うすずみ市」と付けた。

  黒田さんは「朝市を根気よく続け、定着させたい。樽見
 鉄道を利用して朝市に寄ってもらい、その足で散策して
 もらえるようになることが理想です」と話している。

  このほか、九州の西鉄は農業部門に乗り出したという話がある。