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ときの政権が右という場合でも、なびかないで欲しいと

植物工場への期待



         LED使い植物工場も?
         ローム、農業分野に参入へ
          SankeiBiz  2014.5.1

  ロームは1日、農業分野に参入すると発表した。 発光ダイ
 オード(LED)照明やセンサーの技術を活用して植物工場の

 運営などを目指すとみられる。 将来的には水産や畜産の分野
 でも事業を開拓する可能性もある。

  温度や光を管理して通年栽培できる植物工場には、パナソ
 ニックやシャープ、富士通などの電機メーカーのほか、ローソン、
 平和堂など幅広い業種が参入している。


          植物工場で“強い農業”へ
          国内唯一の展示会開幕
          テレ朝news 2014.07/23

  安全で質の高い野菜を安定して出荷できる植物工場を集めた
 国内唯一の展示会が始まりました。

  この展示会は2年に一度開かれ、今回は過去最大の展示面積
 となっています。 植物工場は、温度や光などを自動制御し、

 無農薬の野菜を安定した価格と品質で生産できるため、企業の
 新規参入が相次いでいます。

  展示会では、植物工場の課題とされる電気代や人件費を抑え
 る技術などが紹介されています。

 植物工場は、強い農業を目指す政府の方針のもと、国内外に
 拡大するとみられています。

  「強い農業」の切り札として扱うのはどうかという感じですが、最近
 植物工場の記事が多くなっている。

  内容的には、電機メーカーなどが自社の技術を活用するため、
 植物工場に使用される光源を供給する計画が多いようです。

  LEDで植物に最適な光を与えて、調整することができると説明
 されている。

  また、設備投資に補助金を出す、固定資産税を優遇するなどの
 政策的なサポートが必要という事情があり、空き空間の活用策と
 いう話もある。

 事業の低迷で工場を閉鎖し、その跡地を利用して生産される例も
 紹介されることが多い。

  一方、コンビニ、レストランなどが商品を自前調達する方法として、
 新鮮な野菜を植物工場で利用するというケースがあります。

  天候の影響を受けることなく、安定した生産が可能である、生産性
 が高い、無農薬で栽培できる、などメリットがある反面、コストが高い

 こと、軽量なものに限定されることから、栽培期間が短く、高価格で
 商品価値が高い植物の生産が行なわれる。

  農林水産省の資料によると、今後植物工場で栽培を試したい
 植物として、嗜好品、香料、色素、医薬品があげられている。


     「半導体工場レタス」7日に初出荷 富士通
          SankeiBiz 2014.5.5

  富士通福島県会津若松市半導体工場を植物工場に転用
 して栽培した低カリウムレタスを7日に初出荷する。

  昨年10月から栽培していたが、出荷態勢が整い、「キレイ
 ヤサイ」シリーズとして発売する。 今後は医療機関を中心に
 法人や一般にも順次販売を拡大する。

 価格は2株90グラムで450~500円。平成26年度に売上高
 1億5千万円、28年度に4億円を目指す。

  カリウムの摂取制限のある透析患者や腎臓病患者でも安心
 して食べられるのが特徴。苦みが少なく長期間鮮度を保てる
 ため、一般消費者への販売も広げる。

  富士通半導体事業の低迷を受けて、工場の一部を閉鎖し、
 昨年秋に植物工場に転用。雑菌の少ないクリーンルームを活用
 し、種まきから育苗、定植、収穫まで行っている。

 今後はキレイヤサイシリーズとして、レタスだけでなく、トマトや
 葉野菜なども栽培する。