願わくば大新聞も

ときの政権が右という場合でも、なびかないで欲しいと

体重減らすよりも筋肉を増やす


  体重を減らすことが何よりの目標という傾向があるが、
 肥満で問題なのは、体脂肪が必要以上に増えた状態のことで

 あって、表面やせていても生活習慣病の危険があるという指摘
 がされています。


  NHKで放送された「サルコペニア肥満」について、


       「メタボより怖いサルコペニア肥満」
          NHK 2012年11月07日

  糖尿病や高血圧など、生活習慣病の原因となる肥満。今、見た
  目では分からないある肥満が注目を集めています。

 その正体とは“サルコペニア肥満”。体の筋肉がやせ細り、かわり
 に体中が脂肪だらけになってしまう恐ろしい肥満です。


  体の中では何もしなくても消費されるエネルギー『基礎代謝』が
 あります。基礎代謝の多くは筋肉で消費されます。

 筋肉が衰えると基礎代謝も減り、体が消費するエネルギーが少な
 くなります。

 こうして筋肉がやせ細り、体の中が脂肪だらけになった状態を
 サルコペニア肥満と呼びます。

  サルコペニア肥満の原因の一つは運動不足。 筋肉は年齢と
 共に自然と衰えていくため、意識的に筋力トレーニングを行う事
 が大切です。

  そして、新聞記事にも次のような説明があります。


     体重同じなのに疾病リスク上昇
   サルコペニア肥満に注意 70代の3割が該当
      日本経済新聞 2013年1月20日

  筋肉の量が減って体の機能が低下した状態で肥満が加わった
 ものをサルコペニア肥満と呼ぶ。

  サルコペニア肥満になると、高血圧の危険度が2倍に上昇し、
 放置すれば生活習慣病を発症するようになるという。

  予防と解消には、筋力アップと脂肪を減らすことに尽きる。
 細くなった筋肉を取り戻すには、筋力トレーニングが効果がある。

  筋肉量を取り戻すには、肉や魚などの動物性たんぱく質を
 積極的にとるのもよい。

 筋トレ後30分以内に食べると筋肉が増えやすいという。筋肉が
 増えると基礎代謝が上がって脂肪が減りやすくなる。

           (部分引用)